DIARY

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居場所

沖縄の方言で「ゆんたく」という方言があるおしゃべり、お話するという意味だ方言に疎い私でも、幼い頃から耳馴染みがあり、普段から口にする数少ない方言のひとつ母方の曽祖母は那覇で小さな商店を営んでいた日用品や食品を取り扱う比嘉商店保育園が終わると祖父母が迎え、曾祖母のお店で駄菓子を貰い、一緒に相撲中継を視聴するのが幼い頃の日常だった曾祖母の名前はカメ小銭がたくさん入った白色のレースが縁どられた前掛けがカメさんのユニフォーム籐の椅子に腰掛け、団扇を仰ぎながらお店に来るお客さんを出迎えるお客さんはお店に品物を買いに来るついで、カメさんと長いゆんたくをしていく方言が飛び交う空間、楽しそうな表情、カメさんの居場所は心地が良かった 洋にいらっしゃるお客様は近しい友人や初めて出会う方様々だけど多くの方がゆんたくしていくお菓子作りが好きな私は、作った焼き菓子とお茶を出す最近はゆんたくと言うよりカウンセリングに近いようなお洋服や本を買いに来たついでか、ゆんたくをするついでにお買い物なのかしょうこさんに会いに来たよーと言われると、とてもこそばゆくも嬉しく有難い居場所が出来て嬉しいと仰ってくれたお客様私の居場所が誰かの居場所になるカメさんもこんな気持ちでお仕事をしていたのかななんて幸せな仕事なんだろう目に見えない流行り病が落ち着いたら、店舗前に籐の椅子を設置して緑を見ながらお客様とゆんたくしたい洋の小さな目標です

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本年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます昨年は洋へご愛顧いただき、ありがとうございましたみなさまの喜びのお手伝いが出来るよう、今年もこつこつ楽しくがんばりますみなさま、世の中が健やかで、優しく朗らかな一年になりますように本年も洋をよろしくお願いいたします 洋のお仕事はじめは1月5日水曜日からとなりますSALEを開催いたしますので、どうぞお楽しみに

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つなぐこと

お客様から「洋子さんですか?」と尋ねられる店名から名前を連想されるそう「いいえ、祥子(しょうこ)という名前なんです」と返すと、決まってどうして洋という店名に?という話になるお店を立ち上げようと決め、店名をどうしようと考えたとき、浮かんだ店名は2つだった「灯台」「洋」灯台は、わたし・誰か・社会への一筋の道しるべになるようなお店になるようにと願いを込めた洋は、大きくて広いという意味があるそう小さな沖縄の小さなお店に、大きくて広い視点で日本の優れた心地良いものをまた、わたしの大切な人の名前一文字と、祥子の祥の半分が存在してて新しく生まれ変わるような、想いや願いがシンプルに表現した悩むことなく、わたしは「洋」を選んだロゴ・アートワークをへんな優さんへご依頼優さんのお仕事は聞き取りから始まる物語が生まれる背景や想いや願いを丁寧に聞き取るご提案のキャプションのなかに、こんな一文があった『「羊」の縦の線は、航海を見守る灯台を、「さんずい」と「羊」上部のラインは、灯台が放つ光をイメージしています。』「優さん、わたし、優さんに店名の候補に『灯台』があったこと、お伝えしてましたか?」とても、とても驚いたただただ驚いて、打ち合わせのマクドナルドでしくしく泣いた父親の名前を一文字、その家に産まれた男の子に継ぐという風習があったりする人が生きた証や想いを残そうとがんばったりもする眼鏡屋の店主さんにこう言われたことがある「あなたが生まれたことで、もうお父さんが形を残してるんだからお父さんを無理に残そうとがんばらなくていいんだよ」 つなぐこと、つないでいくことは簡単なことじゃないそれでも、何かをつなぎたいと思ったり願ったりがんばったりする形を変えてでもつながりたいと思う私にとってつなぐことは、亡き父と対話しているようなキャッチボールをしているような自分史や家族史の一ページのような、洋という店名が生まれた背景

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営業日のご案内

緊急事態宣言解除に当たり、10月1日金曜日より通常営業となります10月1日金曜日から15日金曜日の平日は諸用のため営業時間が12時から17時までとなりますまた16日土曜日、17日日曜日は臨時休業いたしますご迷惑をお掛けし申し訳ございません窓を開け、換気をしながらのんびりと営業いたします少しずつ秋冬物をお出ししてます、秋の装いを楽しみにお越しいただけるとうれしいですご来店お待ちしております また、SALEも延長開催しております沖縄の四季を通じて寄り添えるアイテム、洋と出会える機会となりますように